「おまえ釣り針大木杉」の言い訳と本音と開き直りと。

Twitterでいくつかリアクションを頂きましてとても感謝しております。

正直なところこんな釣り針大き杉なネタブログなどだれも興味を示していただけないかなと思っていたのでとてもうれしい限りです。

Twitterでは文字数の関係でちゃんとご返信できないだろうとの思いでブログに書かせていただきました。

まず、

について。

(その前に @hitty1963 さん、いつも丁寧なご指摘ありがとうございます。毎度勉強させていただいております。今後とも遠慮なくバシバシとツっこんでくだいませ。)

たしかにMACDそのものが「使えない」と言い切ってしまうのは少し乱暴ですよね。じつはこれ、怒られちゃうのを覚悟して書いているところもあります。

というのは「これは扱いが難しいプロの道具であり、素人がおいそれと使って良いものではない」という点を誇張したかったんです。

@hitty1963さんが、端的に僕の言いたいことを言い当ててくださいました。

おそらく全てのインジケータやオシレータに関して“使えない”という結果的になると思います。

そうなんです。おそらくほとんどのテクニカル指標がそのままでは「使えない」のです。

たとえば、プロの料理人が使う調味料(や食材)って、素人が安易に使ってしまうと逆に料理をマズくしてしまうことがよくあります。僕らのような料理の素人が求めているのは、プロが使うようなキワドイ調味料ではなく、どんな時にでも、どんな料理にでも使って、それなりに美味しくなる、たとえるなら「あじ塩」のような調味料なんです。適当に料理をする料理素人にとってはプロの調味料は使ってはいけない調味料です。でもプロ用調味料はプロがキッチリとした技術の中で使えば素晴らしい味にしてくれるものですよね。その調味料を買うときには「プロの味になる素晴らしい調味料!!」と広告されていることでしょう。けっして「料理素人は使うな」とは書いていません。それを見た料理素人は「プロが使っているなら良いもののはずだ、使ってみよう」となります。調味料ならそれでもかまいません。夕食のおかずが一品マズくなるだけです。でもFXでは素人が使ってはいけないプロの道具を使えば確実に金銭的な損害がでます。最悪な場合「使ってはいけない」をしらず「良いもののハズだ」を信じて使い続けると、損害が膨らみすぎてFXの世界から退場せざろうえない状況にまでなります(素人には「使ってはいけない」すら判断ができないのです)。つまりそれが過去の私です。

# たとえ話を「包丁」にしようかと思ったのですが、プロ用包丁ってメンテが難しいだけでシロウトがつかってもそれなりに切れるからボツだなぁと。。
# 本業でよく使う「Adobe Photoshop」(画像処理のデファクトスタンダードソフトウェア)にしようかなぁとも思ったのですが、そもそもPhotoshop知らんヒトもおおいかなぁとおもってボツに。

さらに言えば「これは上級者用で素人がつかっても駄目だ」と言われたところで、素人が自分はいまどのくらいの技量があるのか、どういう基準で判断するのでしょうか?ビギナーズラックで少し利益がでたら「おれは利益を出している!!素人から脱したぜ!!もう上級者だ!!」って勘違いしません?ハイ、僕はしました。

そういう輩には「このテクニカル指標は使えない!!だから使うな!!つかったら損をする確率が非常に高い!!」と客観的な数値データで証拠を突き付けて言い放ったほうが当人は幸せになる気がしたのです。つまり過去の自分にそう言いたかったです。

もっと勉強したほうがいい。
損をして学んでいくんだ。

たしかに正論です。
その通りだと思います。
でも負けないくらいの知識をつける前に一体どれだけの損害を出せばよいのでしょう?
正直なところ、そのリスクが軽んじられているように思えてなりません。

もう一方。@takashipyo さんからも素晴らしい一言を頂戴したのでご紹介させてください

( @takashipyo さんもいつもありがとうございます!!)

それは・・・

確実に負けるやり方が一つわかるというだけですが。

これなんです!!

なにも考えずにテクニカル指標を信じて売買してしまうと「確実に負ける」んです!!
勝てる方法はご提示できませんが「確実に負けること」を統計的な数値のエビデンスを用いてご説明してみたのです。

これは僕のようなFX素人には非常に有益な情報だと自負しています。

加えて、@takashipyoさんのような機転が利く方でしたらピンときたことでしょう。

「自分が考えている売買方法では勝てない、もっと勉強するか、違う方法を探さないと」と。

(すいません @takashipyo さんと僕を同レベルであるかのように語ってしまいましたが、 @takashipyo さんは間違いなく知識量も売買経験も僕よりも格段に豊富な方です。。。)

だらだらと書きなぐってしまいましたが、有益な内容をお伝えしたい、という思いは変わりません。
ただそれは@hitty1963さんや、@takashipyoさんのような巧者にとってみたら、釣り針大木杉のバズ記事以外のなにものでもない、と見えてしまうかもしれません。
それでも、目ざわりなことを承知で今後も飛ばしていきたいと思います!!
どうぞ皆さんバシバシお叱りのリアクションお待ちしております!!
そして皆さんが幸せになりますように・・・

はじめに

FXやってます?
たぶんこのサイトを見ているということは少なからずFXに興味は持っている方なんだと思っています。
このサイトはFXに興味がある方向けに書いています。
お楽しみいただけましたら幸いです。

このサイトでは、FXやってらっしゃる方ならば必ず興味があるはずのテクニカル分析について、ちょっと興味深いお話しをさせてもらおうと思っています。
興味深いお話しとは・・・主に「そのテクニカル分析は勝てるの?」ってとこです。
興味あるでしょ?
誰しもFXで勝ちたいと思っているはず。
でもね、ちょっとお断りしておかなければならないことがあります。
このサイトでは「勝てる方法」についてお話はしません。
ぶっちゃけて言えば、そんな方法あったら僕がしりたい(笑)
では何をお話しするのかというと「あなたの使ってるテクニカル分析の本来の性能はこんなものなんですよ」というのを客観的に計ってしてしまおう、ってわけなのです。

なにを書いていくのか少し小難しく言ってしまえば、FXの「テクニカル指標についての信頼性」をお話ししていこうかと思っています。
信頼性ってなによ?
僕の考える信頼性ってつまり勝率なんです。
つまり10回取引をして4勝6敗だったら勝率40%です。
言い換えると、数あるテクニカル指標の勝率を客観的にあらわにしてしまおうと、そんな感じです。

実は僕はFXに関してはド素人同然です。
以前にFXに手を出していた時期はありますが、大損して半ば強制的に撤退状態でした。
知識としては、いくつかのテクニカル系の本を読んだ程度です。
加えて、ファンダメンタルについても「アメリカの雇用統計が重要なのね、ところで雇用統計ってなに?」ってレベルです。
取引もほとんどドル円でちょっとオーストラリアドルにも手を出してみた程度。
そんなFXの知識が乏しい人間がテクニカルの事を語れるのか?
じつは、僕の本業の技術を使ってみたら、面白い結果がでたのです。

ぼくの本業はITエンジニアです。
本業ではデータベースを使う仕事が多いのですが、数値処理をさせる仕組み作りを得意としています。
そこで、2005年~2017年までのチャートデータをすべて取得して、それをベースにテクニカル指標を計算してみました。
それを集計してみると、いろいろと面白いデータが出てきたのです。
FXはカジった程度ですが、素人が素人なりに疑問に思ったことを集計してみたら面白くなってきた、というのがこのサイトを書いている動機です。

どうぞ楽しんでいってください!!